右手
久しぶりに書く
毎日書こうと言っていたけど無理だった
忙しかったという言い訳…いつまで使い続けるんだろうか
だらだらしている時間は確かにあったのに...
ふう
好きなアーティストにブルーハーツがいる
自分が音楽聴くのが好きだなぁって思い始めたのは中学生で
彼らはその時にはもう解散していたけど
いろんなCMで使われていたから聴きたくなってレンタルして
聴き始めた頃は「ロクデナシ」が一番好きな歌だった
他人に気を遣うけど頑固なところもある自分は
クラスに仲良い子は何人かはいたけど
明らかに他の人と比べて馴染めてなかったから
はみだし者でもいいんだって
自分のことを全部肯定された気がして
すごく嬉しかった
あんなにまっすぐ応援されたり肯定されることってなかなかないし
「リンダリンダリンダ」というブルーハーツの曲を学祭で演奏するバンドの映画を見てからブルーハーツの「僕の右手」が一番好きな歌になった
それまでも「僕の右手」は嫌いじゃなかったけどかかったら聴く程度だった
「リンダリンダリンダ」のあらすじは…
ある高校生バンドが、学祭近いのにボーカルがいなくなっちゃって焦ってた時に
たいして仲良くもない(多分)韓国人の留学生をボーカルに誘って
入ってくれたからその即席ボーカルで学祭に臨むみたいな話だったと思う
(正直、話が面白かった記憶はないから映画に関する感想は書かない)
メインヒロインは(多分)バンドのボーカルになる韓国人留学生の子で
自分はその子に対して特別可愛いとか歌が上手いとか感じなかった
んだけども
その子の歌う「僕の右手」が最高に良かった
確か、ちゃんとしたライブシーンでは「僕の右手」は演奏されなかった
暗くなった校舎のある教室で「僕の右手」の練習が行われていて
真っ暗な廊下に、職員室で仕事中の先生の耳に
韓国人留学生の少し拙い日本語の「僕の右手」が聴こえてくる
多分この歌が自分に何かを感じさせたのは
彼女の「右手」が分かりやすかったからだろう
ヒロインが留学生だったから
ヒロインが日本人よりも日本語の発音が下手だったから
(留学生ディスじゃない)
僕の右手の歌詞にある「見たこともないよう歌い方、ギターの弾き方」が
見えやすかったんだと思う
別に彼女はあの学祭で歌ったことで
何かしらの夢をかなえたり、何かを諦めない心を見つけたわけじゃないんだけど
留学生のヒロインがとても輝いて見えた
映画の話が面白かった記憶がないとは書いたけど
高校生の時の出来事で鮮明に記憶に残っているのは数えるほどで
とにかく時間を無駄にしてた
青春て他人から見たら
「リンダリンダリンダ」みたいにダラダラした感じなのかもしれない